『四神相応 』は、古来中国から伝わった風水の一種
風水とは、中国の”陰陽五行”の理論を取り入れ、気の流れを整えることで多幸招来を得ようとする学問思想です。
この世の万物は陰と陽でとらえる”陰陽説”
例えば「太陽と月」「男と女」「偶数と奇数」など対になるものが共存しているという見方・考え方があり、陰陽のバランスを保つことが大事とされています。
これを補う概念が、この世の万物は水火木金土で捉える”五行説”
こちらは5つの要素それぞれがほかの特定の要素を生み出す関係性、
例えば「木は火を生み→火は燃えかすとなって土になる→土は蓄積すると鉱石、つまり金になる→地中の鉱石である金は水脈を作り、水を生み出す→水は種から芽を育たせ木を生み出す。」があり、これを
また、5つの要素それぞれがほかの特定の要素を抑制する関係性、
例えば「木は土の養分を奪って抑制」「火の熱は金を溶かして抑制」「土は水をせき止めて抑制」「金は刃物となり木を切り倒して抑制」「水は火を消して抑制」これらを
これらがまとまって”陰陽五行”となり、5〜6世紀ごろ日本に伝わってからは陰陽道として道教や風水、家相などに用いられるようになりました。東洋医学でも、漢方・お灸や針・按摩あんまや指圧などの手技療法・薬膳や薬草茶などで病気を改善させる自然治癒目的とした養成法にも用いられております。
また、平安京や江戸の造営、節句、茶道や昔話など日本の文化にも深く根付いています。
『四神相応』は、風水の一種であり方位に関連する思想
主の四方(東西南北)にはそれぞれ方角を守る四神(四聖獣)が居り、良い条件である土地の状態は四神相応と呼ばれています。
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これら四神の相応する土地に都市や家を建てれば気の流れが整い、幸に恵まれるとし、土地選びの目安にされていました。
『四神相応』を意識した平安京
794年に桓武天皇によって造営された平安京は、この四神相応の思想を強く意識して建設したと言われています。当時、京都には「1.西の山陰道=白虎により守護、2.南の巨椋池(おぐらいけ)=朱雀により守護、3.北の船岡山=玄武により守護」と三つの好条件をすでに備えていましたが、東には河がありませんでした。そこで、人為的に「4.東の加茂川(賀茂川)の流れを変えて青龍を位置づけ」し、その後1000年に渡って繁栄する平安京となりました。
ちなみに京都では、四神相応の京(みやこ)の東西南北を守護する社と中央を守護する平安神宮をめぐるという「京都五社めぐり」が人気です。
・東の青龍=八坂神社
・南の朱雀=城南宮
・西の白虎=松尾大社
・北の玄武=上賀茂神社
・中央=平安神宮
京都にお立ち寄りの際はぜひお試しあれ♪
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